2017-07

行ってきたど~っ、鋸岳! - 2016.08.07 Sun

2016年8月5日(金) のち一時所により


長い間、この山は険しすぎて我々に登頂は無理っぽいと思ってた南アルプスの北端に位置する 鋸岳(標高2685m)

調べていくうちに、鋸岳の北側を流れる釜無川沿いのゲートより、長~い林道を経由して登頂できるルートがあることを知った

だけど、その林道っちゅうのが片道9.2㎞もあり、林道だけでも往復18.4㎞とな
さらに、山頂までのピストンを加えたら、一体どんだけの距離になるんだか

そして、更なる問題は、我々がいたって鈍足だってこと
山と高原地図のルートタイムは、往路7時間45分、復路5時間45分、合計13時間30分

鈍足な我々だと、休憩を加えたら15時間オーバーになっちまうじゃん

仮にアタックするとしたら、林道終点の小屋付近でテント泊するしかないだろな~って考えてたところ、なんと副隊長、このロングで険しい山旅に、「日帰りで行こうよ、這ってでも歩くから。」と、頼もしいGoサインを出したワケ

こうなりゃ~、もぉアタックするしかないですわねぇ
20160805.jpg

ちゅう訳で、日帰りアタックしたロングな山旅の様子をご紹介しま~す













中央道諏訪南インターから約30分、県道20号線から釜無川沿いに林道を走ると、ご覧の林道ゲートにぶちあたります
20160805 (1)
このゲート前にマイカーを駐車しましたが、極力、工事車両の通行の妨げにならないよう配意しましょうね










この林道沿いにも有りましたわ、ブットレガが
20160805 (2)
南アルプスの林道沿いに大繁殖しているこのブットレア
あまりにも沢山繁殖してるんで日本の在来種に悪影響がありゃしないかと素人ながらに心配になってしまいます










この林道沿いには500m毎にご覧の様な距離表示があり、目安になるし励みにもなるしとっても有難いんですわ
20160805 (3)










林道沿いには、ブットレアの隙間を縫うように他の花も咲いてましたわ

この花の名前は何
20160805 (4)
綺麗な花なのに、この花の名前も分かりましぇ~ん
20160805 (5)
フシグロセンノウ
20160805 (6)
シナノナデシコ
20160805 (7)
この花も沢山咲いてたけど名前が分かりましぇ~ん
20160805 (8)










3㎞を過ぎた頃、遥か前方に尖り山が現れました
大きく見えるのが編笠山(標高2514m)だろうね
20160805 (9)

編笠山の左奥に見えたこのピーク、これが鋸岳の第1高点やろか
20160805 (10)










ようやく8㎞地点まで進みました
林道は意外に傾斜が強く、未舗装の場所も多いので、もし自転車で林道に入ったとしても、殆ど押し歩きになりそうな気がします
20160805 (11)










超大型の堰堤が作られてました
20160805 (12)
下を覗いてみたけど、高度感にビビるよ



いろんなタイプの堰堤があって、これは最上流部のトラス式堰堤ね
20160805 (13)










まだ先は長く、ノンビリ写真を撮りながら歩いてる副隊長に、

 私   「急げ~っ!

副隊長 「ムリ~っ!

こんなやりとりが何回繰り返されたことか

結局、マイペースを貫く副隊長の仰せのままになるのが梨丸隊の常でございます










そんなこんなで、ほぼルートタイムどおりに林道終点まで辿り着いきました
20160805 (14)
小屋の赤い屋根が見えた時は嬉しかったな~









山と高原地図では岩小屋の表記になってる場所に建つ小屋の前で登山靴に履き替えます
これまではウォーミングアップ?みたいなもんで、いよいよこれからが本番だもんねぇ
20160805 (15)
おっ、小屋の軒下にテントが一張
後に、三角点ピーク付近ですれ違うことになった男性2名のテントで、昨晩テント泊して本日早朝からアタックしたとのことでした









小屋から釜無川に降りますが、それこそ、これでもかって程にマーキングやテープが付けられているので、全く不安なく歩くことが出来ます
20160805 (16)










小屋から登山道周辺も、お花がチラホラ咲いてます

シモツケソウ
20160805 (17)
ミヤママンネングサ
20160805 (18)
キツリフネ
20160805 (19)
イケマ 
この花が真ん丸に広がって咲くさまはゴージャスで好きだなぁ
20160805 (20)










まずは、横岳峠を目指しますが、それまでの登りがかなりの急登で、早くもゼェゼェハァハァ息も絶え絶えになる我々
20160805 (21)









ようやく横岳峠に着きました
20160805 (22)
ここまでで既に4時間以上が経過しましたが、まだまだ先は長いよなぁ










横岳峠の周辺にもお花がチラホラ

何て名前の花なんでしょ
20160805 (23)
オダマキの花
20160805 (24)
ミニサイズのウスユキソウ
20160805 (25)





おっ、横岳の尖りが見えたけど、山頂部がガスに隠れてるやん
20160805 (26)










次は三角点のあるピークが目標となりますが、そこまでのルートがこれまた激登りでキツイのなんの
20160805 (27)
このルートは釜無川を渡渉してから、ず~っと激登りが続くので復路が思いやられましたね










三角点ピークが近づいてきた頃、いきなり樹林帯を抜けてガレガレの道となりました
20160805 (28)
せっかく展望が得られる場所まで登って来たのに、生憎のガスガスに阻まれゼロ展望
・・・ですが、直射日光が遮られたおかげで涼しく歩けたのは助かったね










三角点ピーク付近にもお花がチラホラ

ヒメシャジンの花
20160805 (29)
見たかったビランジも出てきた
20160805 (30)

このビランジの花、何故か崖っぷちみたいな険しい場所にだけ咲くんだよねぇ
20160805 (31)
お花の写真撮影もヒヤヒヤもんで、ご覧の様な危ない崖っぷちでの撮影はオススメできまへん










あと少しで三角点ピークだよ~
20160805 (32)
それにしてもガレガレなんで、落石を起さないよう慎重に歩きましょうね









よ~し、鋸岳の三角点をゲットだぜ~
20160805 (33)
三等三角点でした
20160805 (34)
三角点設置場所はルートから若干離れてるので探し出すのに少々時間を要しました










さて、三角点ピークを過ぎて、次の角兵衛沢の頭までの間が、この山のお花のハイライトエリアでした
20160805 (35)









ご覧のような、ビランジ・シャジン・ウスユキソウの饗宴で、激登り降りに疲れたはずの副隊長も満面の笑みを浮かべ写真撮影に余念のないこと
20160805 (36)20160805 (37)20160805 (38)

写真撮影はエエけど崖っぷちには近づき過ぎるなよ~
20160805 (41)
ありゃまぁ、既にトウヤクリンドウも咲いてましたわ
20160805 (39)










角兵衛沢のコルからは、いよいよ第一高点に向けて最後の激登りです
20160805 (40)


お~~い、山頂が見えたど~~っ
20160805 (42)

ガスの中に第一高点が浮かび上がった
20160805 (43)

もうちょいだ、ガンバレ副隊長
20160805 (44)













・・・・・・・・・そして、スタートから7時間半













やったね~、ついに鋸岳の山頂に立てました~~っ
20160805 (45)20160805 (46)
ガスガスで周囲の南ア眺望は得られませんでしたが、無理だと思っていたピークに立つことができ、何とも言えない爽快な喜びでいっぱいになりました










鋸岳の女神様が、長丁場を頑張った我々へのご褒美に、第二高点に続く稜線を少しだけ見せてくれました
20160805 (47)
こちらは角兵衛沢で、ガレガレの谷間にルートが付いてるのが分かりますね
20160805 (48)
後半も長いから、ここでエネルギー補給しときまひょ
20160805(@).jpg
冷えたフルーツゼリーが美味かったなぁ









さあ、下山開始です
20160805 (49)
角兵衛沢のコルに向かう途中で振り返ると、往路はガスで見えなかった第一高点がハッキリクッキリ










・・・三角点ピークの辺りでは雷鳴にビビりましたが、その後はクタビレつつも順調に高度を下げた我々












横岳峠を過ぎ、沢の音が近付いてくると、富士川源流の水場となります
20160805 (50)
ここの水がスゴく冷たくてクセの無い、実に美味しい南アルプスの天然水でしたよ
乾いた身体にしみ入る美味しい水、オススメします









さて、その後の我々は予想どおり、ルートタイムどおりに歩けるはずもなく、あと3㎞を残して夕闇迫る状況になってしまいました
20160805 (51)









・・・・・・・・・・・・・、スタートから15時間が経過











途中から股関節が絶不調になりながらも頑張った副隊長、スタート前に、「這ってでも歩く」と宣言してたとおり頑張りぬいて、無事に釜無川ゲートまで戻ってきました

大したもんだわ、副隊長
20160805 (52)20160805 (53)

鈍足の代表みたいな我々ですが、成せば成ると言いましょうか、どうにかこうにか日帰りで鋸岳に登ることが出来ました

このレポが、世の中の鈍足アルキニストの皆さんに、少しでも勇気とやる気をお分けすることが出来たなら嬉しい限りです

成せば成るもんです

ではまた、ごきげんよう





● COMMENT ●

感動しております。

15時間超の行動時間、往復18.4kmの林道歩き。
金、銅メダルを取った400mメドレーくらいブラボーv-364 と叫ばせて頂きました。
しかし、副隊長は根性あるわv-91

いやぁ~凄いですね!
藪歩きにしたらマシなのかもしれませんが
往復18Kの林道歩きなんて考えただけもぞっとして
私なら絶対にパスですよ。(^^ゞ
それにしても副隊長も頑張りますね!
きっと体内に蓄積してあるアルコールが燃えたのでしょう!(笑)
伊達に毎日ビールを浴びていない事がよく分りました(笑)

鳥さんへ

リオ・オリンピックは、のっけから感動の連続ですね~e-349
まだ始まったばかりなので今後も更に感動が続くことでしょうe-343

ところで、鋸岳釜無川ルートの日帰りピストンは、案の定15時間もの時間を要してしまい、復路は真っ暗闇の林道を歩くはめになり、森の中から得体の知れないモノが出てきそうな気がして二人ともビビリながらゲートを目指しましたe-350

それにしても、あの林道は長過ぎですe-282
林道だけで往復18.4kmなんて、これまでの私らなら絶対にアタックしていないはずなんですが、今年は何故かロングな山旅が続いてたことから、行けるんじゃないの?って殆ど根拠のない自信みたいなものが副隊長の中にあったんですねe-271

流石と言いましょうか、有言実行してしまった副隊長には私も大したもんだと感心しまくってますe-465

SIVAさんへ

鈍足な我々にしたらマジとんでもない日帰り山行をやったもんだと思っておりますe-466

もしこれが藪歩きだったとしたら、とっくのとうにリタイア・・・・・と言うか最初からアタックしようとも思いませんけどwe-441

副隊長も頑張りますね! のお言葉どおり、今回の副隊長の頑張りは大したもんだと思いましたe-465

まあ、テント泊の提案を拒否して日帰りと言いだしたのは副隊長ですし、、、e-1

そうか、おっしゃるとおり、正にアルコールパワーの成せた技なのかも知れまへんe-65

この世の中に無駄なコトって~のが無いことが、よ~く分かりましたe-420


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://nashimaru007.blog109.fc2.com/tb.php/389-8fb69353
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

山の日は地元の百名山へGo! «  | BLOG TOP |  » 東北遠征2座目は安達太良山

プロフィール

梨丸&かみちゃん

Author:梨丸&かみちゃん
山歩き大好き『梨丸隊』をどうぞご贔屓に!

最新記事

最新コメント

カテゴリ

山登り (114)
ぎふ100山 (48)
100高山 (26)
旅行 (26)
フィッシング (0)
未分類 (152)

リンク

検索フォーム

74◎カウンター

キリ番ゲットできますよ~に!

賞品ありませんが・・・。

月別アーカイブ