2017-06

夏の南の聖なる山とウサギちゃん - 2013.08.01 Thu

2013年7月 最終土日月曜日



これまで近くて遠かった、南アルプス南部の聖なる山の頂に立つことができました~

20130729.jpg

5月以降の山では、散々ガスに展望を阻まれてばかりだったところ、ご一緒いただいた鳥さんや、まっちゃんの普段の心掛けがよほど良かったんでしょう、稜線から見事な高峰の連なりを目の当たりにすることができました


・・・・・・・・が、普段から極めてユニークなメンバーなだけに、お山の上でも下でも、実に色々なエピソード満載の旅になったことは言うまでもなかったりして


林道が時間規制(8:30~17:00の間だけ通行可能)されてるんで、余裕を持った計画を立てて3日間に及ぶ山行となりました


そんな今回の山旅の様子を、ご紹介しま~す

















~初日~




ココは、聖岳(標高3013m)の登山口となる長野県飯田市の山奥、便ヶ島(タヨリガシマ)でございま~す
20130728 (1)
崩れてきそうな天気にも関わらず夏山本番のこの日、駐車場はほぼ満車でした

登山者の喧騒が気分を盛り上げますが、反面、今夜の宿となるテント場がごった返し状態で、我らのテントを並べて張れるだろうか?と、少々不安になったアタック序盤でございました





でも、いざ登山道に足を踏み入れた途端、そんな心配はドコへやら
20130728 (2)
女性陣はのっけからウキウキなご様子です





南沢渡までの水平道は、至る所に上部からの崩落土砂が堆積していて、なにげに危ない感じでしたが、踏み固められていたためノープロブレム
20130728 (3)
それにしても、ザックが重~いっ
出発前に計量してみると、なんと禁断の20kgオーバー
こんなに重いとテント場に着く前に疲労遭難するんちゃう?と、不安いっぱい







駐車場から40分程、噂の人力ゴンドラがかかってる渡渉ポイントです
20130728 (4)
この時は沢の水量が少なかったんで前日に整備されたばかりの丸太橋を使って渡渉しましたが、復路はこのゴンドラに大いに助けられたのでした







・・・・・・・・・・・と、突然、ギャ~ッ!







副隊長の山全体に響き渡るほどの叫び声に一同心臓が縮んだわ

何事かと副隊長に聞けば ヒルヒル、ヒルがいた~っ んだとか

私らには見えてなかったし、ヒル嫌いの副隊長が気にし過ぎて別のものをヤマヒルと見間違えたのか、本当にヤマヒルがいたのか分からぬままとなりましたが、この答えは最終日になって明らかとなったのでした








・・・・・・・・・・・・・・さて、先を急ぎましょ!








登っても登っても延々と続く樹林帯にはかなりヘコタレます
南アルプスの森林限界ってば約2700mなんで、いつまでも展望が開けない訳ですわ
20130728 (5)









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして!










歩くこと約6時間、ようやく周囲の景色が見える場所(薊畑)まできました
20130728 (6)
目の前には、100高山に名を連ねる上河内岳(標高2803m)が、、、、、、、残念、上部がガスってるやん








程なくして本日のお宿、聖平小屋に到着しました~
ここで、過去に何度もこの場所に来て勝手が分かってる鳥さんが素早く小屋直近のスペースを確保
20130728 (7)
そのおかげで、我らアタックチームのテント3張を並べて設営することができました~
鳥さん流石だわ~








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんでもって、









あとは、食べて飲んで寝るだけ~
20130728 (8)

自炊場では我々の隣に若者チームが、その隣に遠山山の会の皆さんが陣取って、山の話題で一同大いにワハハガハハと盛り上がりました~
20130728 (9)
ちなみにココでも、女優まっちゃんの本領がいかんなく発揮され、大いに場を盛り上げてくれたことは言うまでもありません




















~アタック当日~






この日は、いよいよ未踏の聖岳(標高3013m)へアタックでございます
20130728 (10)
前夜の降雨が不安を残してましたが、昇ってきた朝日のおかげでテンションは急上昇です








しばし登って樹林帯を抜ければ、そこにはどこまでも広がる大展望が待ってました
西側には三角形の影が伸びてましたが、これって影聖
20130728 (11)







テント場から1時間少々、聖岳への通過点となる小聖岳(標高2662m)に着きました
20130728 (12)








小聖から見上げる聖岳の、なんとビッグなことでしょう
上空には青空が広がり、なんとも気分は爽快感でいっぱいです
20130728 (13)








それにしても、聖岳はメチャ大きかった
登っても登っても、なかなか山頂が近づいてこないんだわ
20130728 (14)
2800mを超える頃には青息吐息になり、2900mを超えれば虫の息状態で、ちっとも前へ進めんのですわ







ふと南東方向を見やると、、、、、、、、オオッ
一応見えてますやん、富士山が
20130728 (15)
見難いと思って輪郭に黒線を引いてみましたが、分かりますよね、富士山











・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、やっと!













2時間半程もがき苦しんで、ようやく聖岳の最高点、前聖岳の山頂に立つことができました~
20130728 (16)
ヤッタぜぃ、展望もバッチリやん

もぉ、誰にもガス丸隊とは呼ばせまへんで~










左奥に奥茶臼山(標高2474m)の尖りピーク、その右手前には中盛丸山(標高2807m)大沢岳(標高2819m)、百間洞と百間平を挟んで右側には大きな大きな南アルプスの盟主赤石岳(標高3120m)、赤石岳の遥か左奥には南アルプスの女王仙丈ヶ岳(標高3033m)、そして、左側の奥の山並みは中央アルプスですな
主だった山々が目の前に並ぶ大展望に、もぉワハハが止まりません
20130728 (17) (※クリックで全体が見れますヨ!) 





そしてコチラは、大沢岳・中盛丸山から続いてる稜線の先に、丸っこいピークのウサギちゃんが間近に見えます
そ~です、そ~なんです
このウサギちゃんこそ、今回の目的地の一つとなってる兎岳(標高2818m)なのです
20130728 (18)すぐ先に見えてますが、これが歩いてみると実に遠いんだわね~
後で行くから、ガスらずに待ってておくんな~









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、さて!









今回、鳥さんのターゲットとして外せない奥聖岳(標高2978m)まで足を延ばすことにします
20130728 (19)
以前、鳥さんが聖岳にアタックされた際、奥聖岳の山頂を踏んでなかったとのことで、見事なお花畑があるという話にも期待しつつ奥聖へと向かいました









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、その噂は!










ご覧のとおり、まさしく噂ど~りでした
20130728 (20)20130728 (21)








お花を愛でながらゆ~っくり歩いて25分、奥聖岳のピークでございま~す
20130728 (22)
鳥さん、念願かなって良かったッスね









前聖に戻る途中、昨夜のディナータイムで楽しいひと時をご一緒させてもらった若者グループや、遠山山の会の皆さんにお会いしたんで、一緒に記念ショットを撮影しました
20130728 (23)20130728 (@@)
お互いに激励しつつ、我々は次の目的地を目指すことに










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さ~て!










実はココからが長いんだよね~
3000mから一気に400mも激下るんだもん
20130728 (24)
どんどんと下っていくルートを目の当たりにした我々、まさに目がテンでしたわ








聖兎のコルまでの長~い長いルート上には可愛らしい高山のお花達の見事な競演が見られ賑やかでしたね
復路の登り返しを考えるとウンザリ気味の我々にとって、綺麗なお花達の存在は大変な励ましです
20130728 (26)20130728 (27)20130728 (25)









聖岳の山頂から1時間少々でウサギちゃんとの鞍部まで下りてきました
ココの標高はおよそ2600mなので、約200mを登り返すとウサギちゃんの頂上ですが、その200mがされど200mなんだわさ
20130728 (28-1)
それにしても鳥さん、終始とってもお元気です

登りも下りもええペースで鈍足隊をグイグイ引っ張られる健脚を目の当たりにして、毎年、北の国に遠征されたり、岐阜県内単独最高峰の笠ヶ岳をサクッと日帰り登山しちゃう鳥さんって、実は我々とは身体の鍛え方が違うんだってことを思い知らされましたね








まだまだ先が長いんで、小休止もほどほどにウサギちゃんのピークを目指して一気登りです
20130729 (28-2)
お昼が近づくと高い山々はガスりますが、不思議なことにウサギちゃんの上空だけは青空で、まるで我々が登頂するのを待っててあげるで早く来やぁと言われてるみたいでした







コルから1時間少々、兎岳避難小屋の立つ広場まで黙々と登ってきました
既にヘロヘロの梨丸隊でしたが、ココまで来れば山頂は目と鼻の先、ガンバンベェ
20130728 (29)
後ろに見えてるのは聖岳ネ










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、そしてそして!









憧れてたウサギちゃんの頂上に到着で~す
20130728 (30)
ウサ耳ポーズでハイ・チーズ

エっ 中途半端なバンザ~イ、若しくは降参ポーズにしか見えないって







上の件は、まぁ何でもエエんですけど、足元にはタカネビランジが咲いてて、まさにウサギちゃんに会いに来なければお目にかかれなかった訳で、ここまで足を延ばした甲斐があったっちゅうもんですネ
20130728 (31)








さらにウサギちゃんでは、若干ガスってきたな~なんて思ってたら、ガス時一番のお楽しみ、ライチョウのカップルにも会うことができたんですよ~
20130728 (32)
ライちゃんカップル二世の誕生を祈るばかりでございます








・・・・・・・・・で、登りでは直近を通り過ぎただけの山頂直下に建つ兎岳避難小屋に立ち寄ってみたら
20130728 (33)20130728 (34)
ボロボロの外観とは一転、室内はご覧のと~り遠山山の会のご尽力によって綺麗に整備されてました
飲み水の心配さえなけりゃ、ココでお泊りっちゅうのもエエですな~









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、その後は








兎岳から200m下り、聖岳山頂までの400mの登り返しでフラフラになったことは言うまでもありませんが、一日の間に、聖なる山の頂上に3回も立つ事ができて、さらにビランジ咲くウサギちゃんにも立ち寄る事が出来て、全員がやり遂げた感いっぱいの、とても充実した山旅となったのでした




















~最終日~






この日は下山するだけでしたが、早朝から降り出した強い雨のために全員が全身ビッタビタ
全天候仕様カメラを持っていたまっちゃんだけが、雨中での撮影に成功しました
20130728 (35)
行きには問題なかった渡渉ポイントは、この日の雨で濁流と化したため、こちらの人力ゴンドラのありがたみが、よ~く分かりましたね






・・・・・・・・・・・・・・・・そして、聖岳から無事下山した我々に、予想もしてなかったハプニングが待ってましたわね


























~PS1~

下山後に、全員で近くの温泉に行って、まったりと湯に浸かって山旅の疲れと汗を流しましょうねと相談した後の林道走行中、突然、鳥さんの車にトラブル発生

そのため温泉にご一緒できませんでしたが、その後は鳥さんの臨機な行動で事なきを得て、無事にご自宅まで戻られました




~PS2~
20130728 (36)
ココは、まっちゃんと梨丸隊が下山後に立ち寄った温泉かぐらの湯

ここに向かう車中、突然まっちゃんからヤマヒル発見の申告があり、副隊長の悲鳴が響き渡ることに
20130728 (37)
これだけで終わらないのが女優まっちゃんの凄いところで、車内でみつけたヒルは捨てたはず・・・だったのに・・・
なぜか脱衣所で発見され、再び副隊長の絶叫が男風呂まで響き渡ることになりました

幸いなことに、まっちゃんも我々も献血せずに済みましたけど、南アルプス南部の山々にアタックする際は、くれぐれもヤマヒルに要注意ですぞ~

アっそうそう、こちらのかぐらの湯は、とっても綺麗な施設で、お値打ち感いっぱいのエエ温泉でしたよ






3日間にわたるテント泊山行にお付き合いいただいた鳥さんとまっちゃんには、3日間を通して終始大変お世話になりました
お二人のおかげで、今回の山旅がいっそう楽しく充実したことは間違いありません
また、今後も楽しい山旅にご一緒してくださいね~ 
本当にありがとうございました~





● COMMENT ●

お世話になりました。

楽しかった聖でしたね。
天気が安定しないながらもメインの2日目は良い天気。
2日続けの夕食時の豪雨は友達の輪を広げる良い雨となり、本当に楽しく美味しい3日間でした。

次回企画も楽しみにしてます。

楽しかったです

北への入り口も そして
南への入り口にも 梨丸隊のお世話になりました

梨丸さんの大きなザックに食料が一杯 楽しさも一杯でした
毎回、副隊長には細やかな気配り 感謝します

私も次回企画、楽しみにしています
ん~ヒルのいないところで

ありがとうございました<m(__)m>

鳥さんへ

こちらこそ、大変お世話になりましたe-466

不安定な天候を承知の上でのアタックとなりましたが、メインの中日にどうにか大展望を満喫できたことはラッキーでしたねe-319

それにしても、鳥さんの健脚ぶりには目を見張るばかりでしたe-451

鈍足梨丸隊がかえってご迷惑をお掛けしてしまったようで心苦しくもありましたが、とりあえず楽しく美味しい3日間をご一緒いただけて大変嬉しゅうございましたe-266

さてさて、次回はどちらのお山に参りましょうかe-284
今からワクワクでございます~e-348

まっちゃんへ

こちらこそ、女優さんのおかげで、3日間をとおして大変楽しい山旅を満喫することができましたe-466

南アルプスも実に魅力たっぷりのエエ山が目白押しですね~e-266

パッキング上手のまっちゃんを見習って、今後はザックの中身の軽量化に努めなければなりませんですe-284

あっ、でも山飯などは宿泊補給担当の副隊長にお任せしてるんで、あれ以上の軽量化は困難かもしれませんe-350

今回は思わぬところでヤマヒルと遭遇してしまいましたんで、次回はヒル害の心配がない東側から攻めようかとe-284

如何でしょうかね~e-348

長旅

お疲れ様でした。
心配していたガスもなくて何よりです。
ただ、心配していなかったヒルは想定外だと思いますが。

ibizouさんへ

ご心配いただきありがとうございましたe-466

不安定な天候に気持ちまで不安定になりそうでしたが、今回はしっかり南アルプス大展望を見ることができ、それだけで他に何も言うことがないほどの感激を得た次第でございますe-349

やっぱり山に行ったならば山岳景観ゲットは必須ですねe-284

南アルプスですら麓にヤマヒルが出没してるこの事実に、さ~て、ど~しましょうe-282

でも、ど~しても行きたい山があるときは、マメにヒルチェックしながらアタックするしかないでしょうね~e-350

亀コメントで失礼します

こんにちわ。

相変わらず、楽しそうな山旅をされていますね。
きっと人徳のなせる技。

花も景色もすばらしいです。



先日の日曜日、「お花松原」に行ってみようと白山へ。

そして、念のため室堂で状況を確かめたら・・・
「2日前、行ったら、まだ残雪に覆われている状態だったので、見ごろは盆明け頃になるでしょう。
今日、行っても残雪の上を歩くだけになると思います」
という答が返ってきました。e-444

う~ん。

晴れが似合う

良いところに行かれてみえますね。
梨丸隊は晴れが似合います。花も良し。
縦走してみたい。
縦走テント泊は未知の世界ですう。
最後のゴンドラはおまけ付ですかね。
しかし、アルプスにもヒルが出るとは。
ぜひ、狩猟免許を取得して、山ヒル駆除をお願いします。
この先、9月10日辺りまで、仕事づめです。
なんだかなあ。とほほ。

KAMEさんへ

こちらも亀返信でゴメンなさいe-466

聖岳では、一時はどうなることかと思いましたが、幸いにも南アルプスの山岳展望を思う存分拝ませてもらうことができてラッキーでしたe-342

今後は再び晴れ丸隊山歩録が続くことを祈ってるところでございますe-459

そうそう、今年はドコもカシコもまだまだ残雪テンコ盛りなんですねe-191

白山のお花松原には今年こそ行ってみたかったんですよ~e-266

お盆過ぎに見頃を迎えるんですねe-284

とっても美味しい情報をアリガトウございましたe-349

ミヤマンさんへ

今年こそ、ミヤマンさんの課題の山、北アの岐阜100の峰々に行っちゃいましょうe-342

思い切りが肝心ですんで、仕事が一段落しそうな9月11日以降にレッツGoです!

それにしても、北アでは考えられないヤマヒルのお出ましに副隊長は絶叫連発で、周囲の山々にまで響き渡っていたことと思いますe-330

ヤマヒルは地上最強の生物なので、狩猟免許を取ったとしても撃退は無理のようでございますよe-350

お盆のお休みも見込み薄なんですかe-3

せめてお墓参りに行く時間が欲しいですねe-284

お花松原

8月7日に行かれた方によると、雪は、だいぶん溶けていてハクサンコザクラなどが咲き誇っていたそうです。

あの、室堂の小屋での情報は、いったい・・・e-441

KAMEさんへ

またまたカメ返信になってしまってごめんなさ~いe-466

既にお盆を過ぎようとしておりますが、今現在のお花松原はお花の盛りと言いましょうか残雪溶けまくりで、先週既に見頃を迎えていたんだなんて、一体全体小屋での情報はドコの事を指してたんでしょうね~、疑問難問珍問でございますe-274

こんどの週末はお仕事のため山をお休みしなければならず残念無念ですし、その次の週末は別の予定があったりするもんで、こりゃ~今年もお花松原のエエ時期を逃してしまいそうな気配濃厚ですe-350


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://nashimaru007.blog109.fc2.com/tb.php/233-f893bd85
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

土用の丑の前に «  | BLOG TOP |  » 伊吹山のヒメホタル

プロフィール

梨丸&かみちゃん

Author:梨丸&かみちゃん
山歩き大好き『梨丸隊』をどうぞご贔屓に!

最新記事

最新コメント

カテゴリ

山登り (114)
ぎふ100山 (47)
100高山 (26)
旅行 (26)
フィッシング (0)
未分類 (152)

リンク

検索フォーム

74◎カウンター

キリ番ゲットできますよ~に!

賞品ありませんが・・・。

月別アーカイブ